妊娠出産以前から、ママ友とかいう言葉にはどこか違和感を感じてました。
そしてその違和感にどこかこだわり続けていた自分に気付いた話。
子どもを遊ばせる施設というの練馬区にはけっこう色々とあると思います。
まだよちよち歩きの乳幼児を安心して
遊ばせることのできる時間帯だったり曜日だったりお部屋だったり。
なかなか思い切りハイハイさせてあげる環境がないので
やっぱりそういうところにはたくさんのママさん赤ちゃんが来ています。
わたしは子どもを持つ前からの習性もあって
身軽じゃなくなったとはいえ意外と予定があったりして、
気付くとひと月に一度あるかないかくらいでしか
そういう施設に行けなかったりするのもあって
正直、そういう場で、自分がどう振る舞えばいいのかわからずに
うまく馴染めずにいました。
そんなの、とけ込む必要もないと言い切るにはドライすぎ、
でも例によって考え過ぎなのよ、わたし、とは思ってたものの
「やっぱりママ友みたいな雰囲気には違和感を感じる!」と
どこか自分から壁を作っていたところがあったと思います。
3月に、一年ぶりに逢えたええこにお願いして、
そういう施設で息子につける名札をつくってもらいました。
「お日さまモチーフで」とお願いしたのは、
いつも彼らしいニコニコ笑顔でいてほしいから。
すぐにええこは作ってくれて、ほんとうにかわいい名札が届き
それをつけて先日、児童館へ行きました。
たまたまその日のその児童館は、リニューアルオープンした児童館で
お日さまの陽射しが気持ちよく、畳のい草の香りがふわーっと
いつもながらその絵そのままの雰囲気で刺繍されている
ええこのひとつの作品が、息子の背中にあって
わたしはそれだけでこころがなんだか明るくて、気が楽で、
その日、その場で出逢う他のお母さん達が
なんだかみんな明るくいい人に感じました。
話しやすくて、わたしいっぱい笑ってたし、
名札のことで話しかけてくれる人も多くて、嬉しかったんです。
息子もいつもながら楽しそうに遊んでいて、
わたしも楽しくて
帰りの自転車で息子はすぐに眠りに落ち、わたしはニコニコしていました。
なんというか、ええこの作った名札がひとつのアートだとして
こんなの最高のアートだなと思います。
わたしとええこは高校時代の友だちで
卒業後、あたらしい環境に馴染めなかったときに
「今となりにええこやゆき(一緒に仲良くしてた子)がいたらな」
と体育の授業中、三人で空をぼーっと見たり
すてきな三人組〜って笑ってたことを懐かしんでたけど
今わたしはまたきっと、ただ、お母さんという
あたらしい環境にうまく馴染めないでいただけで、
それがええこの刺繍がお守りになって
いつだってあの日と同じ青空が、広がっていて、
お日さまが笑っていて
わたしも笑えるのだということを
思い出せた気がします。
ありがとう、ええこ。
お守りといえば、大切な地球のペンダントを胸に下げ
ラジオ出演してきましたよ。
ゆき姐ほんっと素敵な人!
その話しや、自然育児やおむつなし育児のことについても
また今度に。
追記:
わたし自身がつける名札もお願いしちゃいました。
できあがりが楽しみだなー