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tuckchickborn>hisano

Author:tuckchickborn>hisano
大川久乃です。

『はたきがけこうしん』(文・大川久乃 絵・下田昌克
こどものとも年中向き/福音館書店/2016年6月号



『キャベツのくすくす』(文・大川久乃 絵・伊藤秀男
こどものとも年少版/福音館書店/2012年6月号



定期購読のほか、
お近くの書店、
福音館書店MO係 TEL:03-3262-1642でご注文可能。



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『すごいねじょうずだね』(文・大川久乃 絵・ましませつこ)
こどものとも0.1.2より2016年10月号

近況は
blog「マザーグーーース」にて。
まめたろうとまめ

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最近のことはマザーグースへ

2016.11.02 10:40|tuckchickborn
ごぶさたしています。
あたらしいブログはときどき更新しています。
というわけで近況はこちらへ。
IMAG8169.jpg 息子が豚といって描いたフォルムに顔をかきたした。
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デンデンムシノカナシミ

2015.06.26 22:42|書くこと
梅雨。
でんでんむしさんの姿が良く、
絵本棚でも子ども向けの番組でも見かけられます。
(歩いていて、というのではないのがかなしいかな)

あの”殻”を、「家」とする見立てがメジャーどころ。
出ておいでよ、一緒に遊ぼうよ、と、かたつむりに声をかける登場人物たちを見て

ふと、綴ったことがあるので、久しぶりにこちらを更新。
「書くこと」のカテゴリとして、書いてみます。

かたつむりにとって、あの、せなかのものは
”かくれみの”であるのかどうか。

かたつむりがかたつむりであるそれ以上でも以下でもない、
”殻”をふくめたすべてまるごとが
ありのまんま なんじゃないか。

人に自分をさらけ出すことを美徳とせぬ人がいて
そういう性質(タチ)を、「損だよー」というのは
やっぱり、あの”殻”を家にみたてようとする
いわばありきたりの発想からくるおしつけかもしれない。

同時に、その”殻”のあるすがたに、勝手な理想をかさね
過大評価を膨らませるのも、ちとちがう。

でんでんむしは、
自分のやわらかな身を、ときにすっぽり入れることすらできる
空洞”を、その、背中に持っている、そういう性質のものなんだ。


それにしても、
新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」という童話は

改めて、すごく、いいなぁ。

人は、自分が深く感じ入ったこと、
または言語化以前の感覚で腹におとしこんだことでしか、

現象を詩にできないし
その詩作、そこからしか物語を紡ぐこともできない。

(確かヘッセが、すべての童話作家は詩人であると言っていてわたしには指針)

それがどれだけ突拍子もなくて
どれだけひとりよがりだよと酷評する人があったとしても

その人の人生の、電光石火、
一瞬の真実の視点であるのなら

必ずその点には、すれ違い出会うことの叶う、人がいる。

その交差点で、普遍のものとなる。

でんでんむしの”殻”を
かなしみとしたとき
この詩人と、でんでんむしは、完全に対等なんだ。
読み入る読者と、でんでんむしも、結ばれるんだ。

むすばれるとか、対等とか、ともだちとか、そういうことだとも、思う。
 

わたしがここにいる

2015.03.10 21:51|絵本や童話のこと
ゆっくり読み進めている柳田邦男著の『生きる力、絵本の力』より
思わずノートに書きとめた一節を紹介したいと思います。

これは第二章「大変な時代の子どもの心」の
最終節「人が他者を理解するとは」で、
ぼくは ここにいる』(小峰書店)を挙げながら、
本書訳者のさかきたもつさんの治療者としての気づきの変遷を書いている下りです。
前後ざっくり端折ってこそだれにでも身に覚えのある普遍的なメッセージを感じ得、
今の私にはほんとうに必要なひと呼吸でした。

引用です。
はじめは(略)を理解しようと懸命に努力したけれど
それは自分の物差しの押しつけであることに気づいたという。
結局、自分が理解しようとすることと、彼らが存在することとは何の関係もなく、
「自然に当たり前に(あるがままを)分かり合うこと」こそが大切なのだと気づく


続けて、著者レイノルズ氏自らも読者へのメッセージのなかで
「子どもたちは一人ひとり、それぞれの個性に合った形で理解されるべきなのです」
と書いているとも記されています。

言わずもがな、このメッセージの主語は何にでも置き換えができるし
それぞれの個性に合った形で理解するということは、
理解そのものがおおよそ自分の物差しを用いたものであるのならば
よほど意識的にしない限りは
理解という概念を超えたものだと、わたしは思います。

思いやりということにも通じる気付きでした。
思いやりも、エゴからの発信かもしれない。

いつだって何度だって、チェックしたいことです。わたしにとって。

ところで、わたし、服部みれいさんによる手帖を使って今年で3年目になるのですが
今年は特に、自分で行動を起こす促しが多く、
ちいさいこどもとの暮らしで、本を読んだりそれこそひと呼吸する時間が
前よりもっと意識的につくる必要がある日々には
ふと手にすることが圧倒的に多い手帖にいろんな気づきのヒントが
あるということはとても、いいんです。

で、こんしゅうのコンシャスプランが
自分が好きな言葉(歌でもドラマのフレーズでもなんでも)で
聞いたり口にするとげんきになれるものを手帖に書いて
自分に何度もしみ込ませようというものでした。

それで真っ先に思いついたのが、
「風と雲の私」という歌のなかの
サビに入るひと呼吸的なフレーズでした。
それはまさに
わたしがいる

3度くりかえされるフレーズで、そのたびに変わり、ほかには
「明日が好き」
「わたしは好き」
があるのですが、
やっぱりわたしは一番で歌われる「わたしがいる」がいいんです。

たぶん前にここでも書いたことがあると思うのですが
ほんとうに、ときどきふと、思い出して、
多いのは自転車で下り道をがーっと降りるときに
思わず声に出して歌っちゃうとか。

この歌、たしか小中学生の頃にテレビでやった
「夏子の酒」という和久井映見さんが主演していたドラマの主題歌で
熊谷幸子さんという方の曲であります。
だからつまり、自分応援歌歴がもうかなり長いおつきあい。


そして今ここで、絵本『ぼくはここにいる』と言葉自体がリンクしてるから
ちょっとびっくりしながら綴りたいと思いました。

つまりは、理解も、思いやりも、ほんとうはなくて、

わたしがここにいる
わたしがここに確かにいる
それしか、わたしには責任を取りえない。
そうして、そのことでしか、わたしは精一杯でありえ得ないんだと
思ったのです。

いいかわるいか
肯定も後悔も
のたうち回るのは自由だけど、ほんとうはどこにも、ない。
風と雲と、私。どれもそうなのですね。

長くなりましたが、最後に、
少し前に、近所の保育園が主催して
Eテレのすくすく子育てでも出演されている汐見先生のお話を伺う機会に参加しました。

兄弟げんかの仲裁で、親は、さばき手になってはいけない。
相撲の行司さんのようであるのが理想だと言っていて、
なるほどーとすごく納得しました。
これって、兄弟げんかに限らない、きっと。

「あっちがわるいこっちがわるい」ではなくて
「のこったのこった、あっちはああ言ってるぞ、そうかおまえはこう言うのかふんふん」

ついつい、自分自身の揺れにおいてもさばき手になってしまいます。
そうじゃないよね、のこったのこった。わたしはここにおるぞ、おるぞ。

今日はヨガをしてきました。わたし、ほんと、ヨガ好きです。自分がいるから。

~紹介した本たち~

ぼくは ここにいる (わくわく世界の絵本)ぼくは ここにいる (わくわく世界の絵本)
(2013/06/21)
ピーター レイノルズ

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生きる力、絵本の力生きる力、絵本の力
(2014/01/30)
柳田 邦男

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SELF CLEANING DIARY2015 あたらしい自分になる手帖SELF CLEANING DIARY2015 あたらしい自分になる手帖
(2014/09/20)
服部みれい

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貴女に贈った『おおきな なみ』

2015.02.27 21:31|絵本や童話のこと
久しぶりに、人に絵本を贈りたくなった。
それは、14歳(15歳?)のあなたに贈ったもののこと。
タイトルは『おおきな なみ』

おおきな なみ―ブルックリン物語おおきな なみ―ブルックリン物語
(1991/08/30)
バーバラ クーニー

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もうすぐ中学3年生になるという貴女は
立派に自分の夢を描き始めている。
それってほんとうにすてき。
ちいさくても確かな一歩を進めている。
それってほんとうに偉大。

今ははじまりのとき。
足元でたくさんの水の泡がうれしそうに生まれたり消えたりして
そのたびにちいさな波が未来に向かってよせている。

もしも今のあなたのこころにはあまりピンと来なくても
いつか、またこの本を手にとり浜辺に立ったとき
かえってくる波ひとつひとつが、あなたが贈った未来への手紙。


この本のなかにある、一節がすき。
「身も心も、じぶんのすべてをはきだして、絵をかくのだ」と。

小さいころから、(兄姉に笑われながらも)「絵を描く人になりたい」と思っていたハティーが
あるとき、歌劇を鑑賞するうちに、自分の生きるべき道に気づくシーン。
ステージでは、女性歌手が、身も心も、自分のすべてをはき出して歌っていた


魔女の宅急便、ジブリので、ウルスラの語るこんなセリフもあるね
「魔女の血、絵描きの血、パン職人の血。
 神さまか誰かがくれた力なんだよね。 おかげで苦労もするけどさ…」



わたしも毎日、書く日々です。


旧暦新月に据えたもの

2015.02.19 22:51|暮らし
先日教えてもらったザ・自作のお灸台座。
そしてその日のうちに別のご縁で繋がった鍼灸師の方との出会いがあり
メールで色々相談させてもらった数日間ののち
この旧暦元日に初めましてで訪ね、
お分けしてもらったもぐさにて、お灸を据えた午後。
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せんねん灸は常備していて時々据えたりしたことはあったのだけど
台座手作りとなったとたんにお灸そのものへの愛着と感心の湧きよう。

今日お会いした鍼灸師の先生も、この
小麦粉ときなこと水のみで作る台座はかなりレアだと言っていました。


息子にとってはこの台座作りも粘土遊びと何ら変わりなく
今日また作ったので、こんどは塩ときび砂糖を加えて焼いて食べてみた。
たろちゃんクッキー。
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